シュタイナー人智学  

シュタイナー人智学 は、ルドルフ・シュタイナーによって創立された思想のことで、
アントポゾフィーとも呼ばれています。


シュタイナー人智学は、
ドイツを拠点に、世界中に広まっているシュタイナー教育の元の考え方ですね。


元を辿れば、ルドルフ・シュタイナー自身、人智学でなく、
神智学と呼んでいた思想で、どの時点で人智学と呼ぶようになったかは不明ですが、
神智学協会を脱会した1912年前後であるという説が非常に強いようです、

1916年、ルドルフ・シュタイナーは、
哲学者・ツィンマーマンからの影響に関して以下のように述べています。
「我々の持つ事柄(Sache)に、いかなる名前を与えるかという問題には、
長い年月を要した。そんな中、非常に愛すべき人物が私の脳裏に浮かんだ。
何故なら私が青年時代にその講義も聴講したことのある哲学の教授
ロベルト・ツィンマーマンは、自らの主著を『人智学』と呼んでいたからである」

これからも分かるように、シュタイナーは、一度は神智学と名づけた自分の思想について、
本当にこの名前でいいのかどうか、悩み続けていたのです。

人智学というと、どうしても小難しく聞こえてしまうようですが、

シュタイナーの言葉を借りて、端的に説明すると次のようになります。

「アントロポゾフィーは認識の道であり、
それは人間存在(本性)の霊的なものを、
森羅万象の霊的なものへ導こうとするものである」

(『アントロポゾフィー指導原則』第一条より抜粋)
この表現からも分かるように、人智学は何らかの「知識」の総体ではなく、
認識の道という「過程」であるということ。

そして、通常「認識の限界」と呼ばれているものは、
個人の努力によって広げることが可能なものであり、
その方法こそが一般に「修行」と呼ばれている精神的鍛錬と主張しています。


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